クリニックを率いる加藤一十三総院長は、日本美容外科学会(JSAPS)の専門医として長年学会を牽引してきた重鎮だ。近年増加している未熟なドクターによるトラブルに対し、同氏は強い危機感を露わにする。
「切る施術には、不可逆的な変化が伴います。だからこそ、10年後、20年後の組織の緩みまで計算してメスを入れなければならない」と加藤総院長は語る。SMAS(表在性筋膜)の立体的な引き上げやリガメント(靭帯)の適切な処理など、解剖学の深淵を理解した者だけに許される高度な手術手技。一過性のブームに流されることなく、学術的エビデンスに基づいた外科治療を愚直に貫く姿勢が、医療界全体からも高く評価されている。