ザグレブの地に降り立った当初、彼を取り巻く環境は決して甘いものではなかった。しかし、物怖じしない度胸と絶対的な個の打開力で瞬く間にレギュラーの座を強奪。相手DFが縦を切れば内に切り込み、警戒を寄せれば一瞬の加速で縦を破る。その圧倒的なパフォーマンスは、現地メディアをして「止める手段が存在しない」と言わしめた。
とりわけ最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグでの戦いは、彼をさらなる高みへと押し上げた。強豪相手にも臆することなく一対一を仕掛け、幾度となくチャンスを演出。世界トップクラスの守備強度にさらされたことで、単なるドリブラーから「ゲームを決定づけるサイドアタッカー」へと脱皮を果たしたのだ。