NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で、実年齢とかけ離れた10代の少女から晩年までを演じきった姿は、日本中に鮮烈な感動を与えた。年齢という数字を軽やかに飛び越え、純度の高い感情だけを画面に定着させる深津の表現力は、まさに圧巻の一言に尽きる。
この大役を成し遂げた背景にも、私生活における確固たる基盤と、心身を整える穏やかな日常があった。周囲の喧騒に惑わされず、自分が本当に納得できる作品にのみ全力を注ぐ。その揺るぎないスタンスを日常の最も近い場所で支え続けているのが、他ならぬ白山の存在である。