「警察官に見つからなければ逃げ切れる」という認識は、完全な時代遅れとなりつつあります。街中に設置された4K高画質防犯カメラや民家のネットワークカメラ、自動車の駐車監視ドライブレコーダーの普及により、現行犯以外の後日特定が劇的に増えています。
被害に遭ったビルオーナーや住民が警察へ被害届を提出すると、現場周辺の防犯カメラ映像のリレー捜査やNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)の解析が行われます。映像から個人の顔や服装、逃走経路が鮮明に記録されているため、数日から数週間後に自宅へ警察官が訪ねてくる、あるいは出頭要請の電話がかかってくるケースが日常的に起きています。
近隣住民からの通報を受けた警察が現場へ急行するスピードも上がっており、現場から立ち去ろうとした瞬間に職務質問を受け、身柄を確保されるパターンが後を絶ちません。