名湯と並び、この館の大きな柱となっているのが本格的な韓国式チムジルバン岩盤浴だ。異なる温度や鉱石の効能を活かした多彩な房が用意されており、じんわりと内臓から温めることで、普段なかなかかけないサラサラとした汗が噴き出してくる。火照った体を急速にクールダウンする冷温ルームとの温冷交代浴は、自律神経を心地よく刺激してくれる。
さらにサウナーたちの熱い視線を集めるのが、情熱的な熱波が吹き荒れるロウリュ・サウナである。熱したサウナストーンにアロマ水を注ぎ、立ち上る水蒸気を一気に攪拌する熱波イベントは圧巻の一言に尽きる。公益社団法人日本サウナ・スパ協会が提唱する正しい温冷交代浴の手順を踏み、深めの水風呂から外気浴スペースへ移動すれば、漫画家のタナカカツキ氏がドラマ「サ道」などを通じて世に広めた、あの至福の「ととのい」の境地へと誘われる。