冷凍したキムチを美味しく食べる鉄則は、「解凍せず、凍ったまま直接フライパンや鍋へ投入すること」です。解凍時に旨味成分を含むドリップ(水分)が外へ逃げ出すのを防ぎ、急激な加熱によって食感のヘタリをカモフラージュできます。
1. 旨味が凝縮する王道「豚キムチ炒め」
フライパンにごま油と豚バラ肉を入れて中火で炒め、肉の色が変わったタイミングで凍ったままの小分けキムチを割り入れて強火で一気に炒め合わせます。水分が飛ぶと同時にヤンニョムが香ばしく焦げ付き、適度な歯ごたえを残したままコク深い仕上がりになります。隠し味に少量の醤油とみりんを加えるだけで味がピシッと決まります。
2. 酸味をコクに変える「濃厚キムチチゲ&スープ」
昆布や煮干しの出汁に、凍ったままのキムチ、豆腐、豚肉、長ネギを放り込んで煮立てます。発酵が進んで酸味が立ってしまったキムチでも、味噌とごま油をひとさじ加えることで、酸味がまろやかなコクへと昇華します。乳酸菌自体は加熱によって死滅しますが、菌体成分(プロバイオティクス由来の死菌)は腸内の善玉菌のエサとなり、整腸サポート機能を十分に発揮します。