最新のプリントシール機は、カメラの配置やライティングの自由度が飛躍的に向上している。単に正面から平面的に撮影する時代は終わり、超広角レンズや天井からの見下ろしアングル、足元からの煽り撮影などが標準装備となった。
このハードウェアの進化に伴い、ポーズの取り方自体も「立体的なアプローチ」へと変化を遂げた。例えば、1人がカメラの極めて近くに手や小物を差し出し、奥のメンバーが引きの姿勢でポーズをとることで、一枚の画像の中に劇的な奥行きを生み出す手法だ。
「以前は画面の真ん中に全員がギュッと集まるのが普通でしたが、今は画面全体をキャンバスのように使って奥行きを出します」と、ゲームセンターの現場スタッフは分析する。画角の進化が、若者たちのポージングの表現幅をかつてないほど押し広げている。