急性期への注力が進む一方で、原因不明の体調不良や複数の基礎疾患を抱える高齢者を的確に見極める「総合診療」の存在感が際立っている。厚生労働省が推進する医療機能の分化と連携方針に従い、同院の総合診療部門は診断がつかない患者のファーストオピニオンを引き受け、必要に応じて高度な専門外来へと橋渡しするハブの役割を担う。
循環器、消化器、呼吸器、脳神経外科などの各専門チームが緊密に連携を取り合い、単一の診療科では判断が難しい複合的な病態に対しても、院内カンファレンスを通じて迅速な治療計画が立案される。専門性の高さと全人的な診療視点の両輪が、新宿の医療インフラを根底から支えている。