福浦漁港が誇る抜群の鮮度の秘密は、相模湾特有の急峻な海底地形にある。岸からわずか数キロ沖に出るだけで深海へと繋がるこの海域は、暖流と寒流が交差し、多種多様な魚類が集まる天然の養殖場だ。古くから箱根伊豆国立公園の雄大な山並みに抱かれ、山々から流れ込む豊かなミネラルが豊かな生態系を育んできた。
この海で長年操業を続ける福浦漁業協同組合の漁師たちは、魚を傷つけないよう丁寧な漁法を守り続けている。港に船が戻ると直ちに選別され、目と鼻の先にある食堂へと運ばれる。流通のタイムロスを極限まで削ぎ落としたこの直結ルートこそが、他では決して真似できない圧倒的な鮮度とリーズナブルな価格設定を実現しているのだ。