数値の端数を整理する「端数処理」には、大きく分けて3つのアプローチが存在する。指定した桁未満の数値を問答無用で取り去る「切り捨て」、無条件で上の桁へ加算する「切り上げ」、そして境目となる数値で判断を変える「四捨五入」だ。文部科学省が定める学習指導要領でも、初歩的な算数・数学教育のカリキュラムとして四捨五入の仕組みが詳しく扱われている。
たとえば「14.5」という数値を小数第1位で処理する場合、切り捨てなら「14」、切り上げなら「15」、四捨五入を行えば「15」となる。この3つの使い分けを誤ると、ビジネス上の見積もり金額や統計指標に大きな歪みが生じるため、定義の再確認が不可欠だ。