今でこそ街のいたるところで見かけるセルフサービス型カフェだが、そのパイオニアとなったのが創業者の鳥羽博道氏である。「一杯の美味しいコーヒーを通じて人々に安らぎと活力を提供する」という高い志のもと、株式会社ドトールコーヒーは1980年に原宿へ1号店をオープンさせた。
欧州のバールスタイルに触発された鳥羽氏の情熱は、立ち飲みスタイルで安価かつ高品質な珈琲を提供する革新的なビジネスモデルを確立した。徹底的な豆の選別、自社工場での独自ロースト、そして徹底したオペレーションの洗練が、日本のコーヒー文化そのものを大きく塗り替えていった歴史がある。