なぜ同センターは高い復旧成功率を維持できるのか。その理由は、長年培われた技術力と自社開発のノウハウにある。同社が誇る名作ソフト「ファイナルデータ」の技術をベースに、警察機関の捜査協力でも実績を持つデジタルフォレンジック技術をフル活用。これにより、他社で「復旧不可能」と判定された重度物理障害の媒体からもデータを抽出することに成功している。
特に2026年に入り増加しているのが、大容量化したRAID・NAS環境における複数ドライブ同時障害や、暗号化ストレージの復旧案件だ。自社内にクラス100のクリーンルームを完備し、微細な塵すら許されない環境でHDDのヘッド交換作業やプラッタ解析を実施。2026年最新の成功実績でも、ランサムウェア被害や浸水・落下事故に遭遇した複雑なネットワークストレージからのデータ復元を相次いで成功させている。