予定日を過ぎるのを待てず、生理予定日当日やその前後に検査を行う行為は一般に「フライング検査」と呼ばれます。このフライング検査で「陰性」と出たにもかかわらず、数日後に再検査したら陽性になったという体験談は珍しくありません。
生理予定日当日の判定で陰性が出てしまう決定的な理由は、妊娠していないからではなく「偽陰性」が起きているためです。一般的な検査薬が反応するためには、尿中のhCGホルモン濃度が50mIU/mL以上に達していなければなりません。しかし、生理予定日当日の時点ではホルモン量が25〜40mIU/mL程度にとどまっている人も多く、試薬の感度ラインに届かない事態が発生します。排卵の遅れによって着床が数日ずれただけでも、予定日当日の尿中濃度は大きく変動します。