ネット上の簡易レシピでは省略されがちな「切り落とした軸の扱い」や「作り置きの冷凍法」にも、料理のクオリティを劇的に引き上げるポイントが潜んでいます。
椎茸の軸(石づき先端の固い部分を除く)は、傘の部分以上にグアニル酸(旨味成分)と食物繊維が凝縮されています。これを捨てずに細かくみじん切りにして肉ダネに練り込むのがプロの常識です。ひき肉の食感に心地よい歯ごたえが加わり、旨味が倍増します。
また、お弁当のおかずとして冷凍保存する場合は、「焼いてタレを絡めた完成状態」で冷凍するのが鉄則です。生のまま冷凍すると解凍時に椎茸からドリップ(水分)が流出し、焼いた際に確実に肉が剥がれ落ちてしまいます。しっかり粗熱を取ってからラップに1個ずつ包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍すれば、約3週間美味しさを保てます。朝は電子レンジで中心まで再加熱するだけで、味の染みたお弁当の主役が完成します。