今年のキャスティングにおいて最大の焦点となったのが、STARTO ENTERTAINMENT所属タレントの動向だ。昨今の放送業界全体を巻き込んだ大きな転換期を経て、双方がどのような距離感で接するのかに熱い視線が注がれていた。だが、提示された出場枠や演出プランをめぐり、双方が納得のいく合意形成には至らなかった。
事務所側としても、ファンが心から納得できる形での出演でなければ、かえってグループのブランド価値を損ねかねないという強い危機感があった。年末の単独カウントダウンライブやファンクラブ向けの独自配信を優先する決断は、旧来のテレビ主導のシステムから完全に脱却したことを物語っている。