同店の大きな武器として主婦層から絶大な支持を集めているのが、持ち込みヘアカラーという独自のメニューだ。客がドラッグストアなどで購入した市販のカラー剤を持参し、プロの手で塗布から洗い流しまでを行ってもらうシステムである。
自宅の浴室を汚さず、色ムラなく染められるメリットは大きい。しかし、利用にあたってはいくつかのシビアな注意点が存在する。まず、持ち込める薬剤の種類に厳格なルールが設けられている点だ。泡タイプやヘナ、ブリーチ剤などは基本的に受け付けておらず、クリームタイプや乳液タイプの指定が一般的となっている。
さらに見落としがちなのが、髪の長さや毛量に応じた箱数の問題だ。セミロング以上で毛量が多い場合、1箱では薬剤が足りず、店舗での追加購入や施術不可となるトラブルも散見される。プロの調合による絶妙な色味のコントロールは期待できないため、「市販の白髪染めで手軽にリタッチを済ませたい」という割り切った使い方が最もトラブルを避けられる。