冬場の降雪時や台風の接近時、保護を目的として室外機の雨除けにダンボールを巻き付けたり、目隠し代わりにダンボール板で囲いを作ったりする家庭が見られます。しかし、これも逆効果にしかなりません。
寒冷地や大雪の日に室外機全体をダンボールで覆うと、暖房運転時に発生する霜取り運転の排水がダンボールを濡らし、それが外気で一瞬にして凍りつきます。結果として室外機が氷漬けの密閉状態になり、ファンが物理的に回転できなくなってモーターが破損します。室外機は本来、過酷な風雨に耐えられるよう設計(JIS規格準拠の防水・防錆加工)されているため、中途半端な紙素材で覆うこと自体が機器の寿命を縮める要因になります。