馬場良馬という俳優の骨格を作ったのは、初期に出会った2大メガコンテンツです。その筆頭が、若手俳優の登竜門として名高いミュージカル『テニスの王子様』の青学5代目・手塚国光役でした。
冷静沈着で厳格なキャプテンという難役に対し、馬場は指先一本の動きから視線の配り方に至るまで徹底的に役を構築。ストイックな佇まいと力強い歌唱で観客を圧倒し、多くの2.5次元ファンにその名を強く刻み込みました。
続いて2012年に射止めたのが、スーパー戦隊シリーズ『特命戦隊ゴーバスターズ』の岩崎リュウジ / ブルーバスター役です。年長者としてチームを温かく見守りつつ、熱暴走というユニークな弱点を持つキャラクターを熱演。子どもたちだけでなく親世代の心も掴み、アクションと繊細な心理描写を両立できる俳優としての評価を確立しました。この2作で培った「作品を背負う責任感」は、今も彼の俳優人生の太い幹となっています。