『デスノート』はメディアミックスごとに弥海砂の結末の描き方が大きく異なります。それぞれの演出の違いは以下の通りです。
【原作漫画】
前述の通り、本編内では直接の死を描かず、ノートの記憶を失ったまま月の死の1年後に自殺したことが設定集で明かされるリアリズムに徹した結末。
【テレビアニメ版(最終話:第37話)】
YB倉庫で月がリュークによってノートに名前を書かれるクライマックスと並行し、ゴスロリ衣装をまとったミサが夕暮れの高層タワー(展望台)のフェンス外側に立ち、静かに虚空を見つめるシーンで幕を閉じます。直接的な飛び降りの描写はないものの、月の死を察知して後を追うことを強烈に示唆する芸術的な幕引きとなりました。
【実写映画版(2006年『the Last name』/2016年『Light up the NEW world』)】
2006年の前編・後編では月が死亡したことで生き残るものの、10年後の正統続編『Light up the NEW world』に再び登場。記憶を取り戻したミサは、月の意志を継ぐ者たちを見届けた後、自らのデスノートの切れ端に名前を書き、月の写真を手にしたまま穏やかな笑顔で息を引き取るというドラマチックな最期を迎えました。