インターネット上で「新宿にMAXという名のソープランドがある」という情報を目にした際、まず知っておくべきなのは東京都における風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の運用実態です。現行法規上、いわゆる店舗型性風俗特殊営業の1号営業(ソープランド)が合法的に営業許可を得ているのは、台東区千束(吉原エリア)のみとなっています。
新宿区・歌舞伎町エリアにおいて、新規・既存を問わずソープランドの店舗営業許可が下りることはありません。したがって、「新宿 ソープランド MAX」という店舗型施設は法的に実在し得ないのが結論です。
では、なぜこのような名称が検索され続けているのでしょうか。実態調査を進めると、以下の3つの背景が浮かび上がってきます。
第一に、歌舞伎町周辺で展開する「MAX」を冠したデリヘル(無店舗型性風俗特殊営業)やメンズエステを、利用者がソープランドと混同して呼称しているケースです。第二に、提携ホテル等を利用して入浴に近いサービスを提供する派遣型サービスの俗称。そして第三に、かつて存在した店舗の記憶や、インバウンド観光客による誤認検索がネット上に蓄積された結果です。