西の河原公園の真骨頂は、時間帯と季節によって全く異なる表情を見せる点にあります。毎日日没から22:00まで実施される夜間ライトアップでは、昼間の荒々しい火山岩の風景が一変。遊歩道や湯の川、立ち上る白煙がLED照明によって神秘的な青や紫、暖色に照らし出され、まるで異次元のパワースポットに迷い込んだかのような幽玄の美が広がります。
夜風に揺れる湯煙のグラデーションと、闇夜に浮かび上がる朱色の穴守稲荷神社は草津屈指のフォトジェニックスポット。夕食後の心地よい酔い覚ましを兼ねたナイトウォークには最適な環境です。
さらに、冬季に訪れる旅行者を魅了してやまないのが一面の銀世界と融合する雪景色です。氷点下の張り詰めた空気の中、雪化粧を施された岩肌の間をエメラルドグリーンの熱湯が湯煙を激しく上げながら流れ落ちる情景は、冬の草津ならではの奇跡的な美しさ。西の河原露天風呂の雪見風呂も極上の体験であり、頭上に舞う粉雪と体の芯から温まる名湯のコントラストは訪れる人の記憶に深く刻まれます。