生田緑地ばら苑を訪れる際、もっとも注意が必要なのが現地への移動手段です。苑地は丘陵の頂上部に位置するため、ルート選びが当日の快適さを大きく左右します。
電車を利用する場合の最寄り駅は、小田急小田原線の向ヶ丘遊園駅です。駅南口からは徒歩約13分から15分ほどですが、苑の入口からバラ園本体へ至るアプローチには「ばら苑坂」と呼ばれる約200段の階段および急勾配の坂道が存在します。歩きやすい靴での訪問が必須条件です。
歩行に不安がある方や体力を温存したい方のために、一般開放期間中の土日祝日を中心に向ヶ丘遊園駅から生田緑地方面へ運行されるシャトルバス(または路線バスの臨時増便)が用意されています。バスを利用すれば丘の下の停留所までスムーズに移動可能です。
一方、車でのアクセスには細心の注意を払わなければなりません。生田緑地ばら苑へのアクセスと駐車場の利用に関しては、開園期間中のみ臨時駐車場(有料・1回あたり約500円〜1,000円程度、収容台数約60台前後)が開設されます。しかし収容台数が非常に少なく、週末は開園前の午前8時台から周辺の府中街道や世田谷通りからの連絡路で深刻な入庫待ち渋滞が発生します。満車時の待機が禁止される場合もあるため、特別な事情がない限り公共交通機関の利用を強く推奨します。