後藤久美子と元F1ドライバーのジャン・アレジの出会いは1995年に遡ります。元々アレジのファンであった後藤がマカオGPの現場を訪れたことや、スポンサー関係のイベントを通じて対面したことがきっかけでした。当時、情熱的なアプローチを重ねたアレジに対し、後藤もその誠実な人柄に惹かれ、交際へと発展。1996年には単身渡仏し、同棲生活をスタートさせました。
日本国内で大きな話題を呼び続けているのが、2人が30年近くにわたり事実婚(パートナーシップ)の形態を維持している理由です。出会った当時、アレジには前妻との離婚調停中という背景もありましたが、フランスやスイスをはじめとする欧州社会では、婚姻届の提出にこだわらず対等な関係を結ぶ「ユニオン・リーブル(自由な結合)」や「事実婚」が法的にも社会的にも広く認知されています。
「紙切れ一枚の契約に縛られるのではなく、互いへの敬意と愛情によって結ばれていたい」という2人の確固たる哲学により、形式的な入籍を行わないまま、現在に至るまで揺るぎないパートナーシップを築いています。