かつての「暗くて殺風景なコインパーキング」のイメージは完全に過去のものとなった。現在の拠点駐車場は、次世代モビリティのエネルギー補給庫であり、データ連携のハブへと変貌を遂げている。EV(電気自動車)の急速充電器がずらりと並び、車を停めている間に超急速充電を自動で完了させるサービスが標準化された。
現場で特に目を見張るのが、自動バレーパーキング機能の導入だ。ドライバーは駐車場の入り口で車を降りるだけでいい。車自体が空き区画を探して自動で駐車し、乗員が戻る時間に合わせて出庫口で待機する。車を降りてから改札を抜けるまでのタイムラグはわずか数十秒。ストレスフリーな乗り換え体験が、ドライバーの意識を脱マイカーへと強力に引き寄せている。