現在の代表チームが抱える最大の強みは、やはり欧州トップレベルで揉まれた前線の破壊力にある。孫興民と李剛仁を軸とした攻撃陣は、一瞬の隙を見逃さずゴールを陥れる世界水準のクオリティを保持する。相手にとっては90分間片時も気を抜けない恐怖の対象だ。
一方で、本大会を見据えた際の課題として浮き彫りになっているのが守備の安定感だ。攻め込んだ後のリスク管理や、相手の素早いカウンターに対するリアクションには未だ脆さが残る。世界トップレベルの強豪と渡り合うためには、中盤でのフィルター機能を高め、最終ラインの連携を強固に固める作業が欠かせない。