中国のSNSプラットフォーム「小紅書(RED)」や「大衆点評」、Weibo上の生の声から、永旺の中国での評判を検証すると、ローカルスーパーにはない強みがはっきりと浮き彫りになります。
現地消費者が永旺に対して圧倒的な支持を寄せているのは、「清潔感」「育児フレンドリーな設備」「食品の安全性・鮮度管理」の3点です。特に乳幼児を抱える若いファミリー層の間では、広々とした授乳室や子供用トイレ、清潔な休憩スペースが完備されている点が高く評価されています。中国のローカル商業施設では衛生管理にばらつきがある中、「永旺に行けば安心して子どもを遊ばせられ、日本品質の離乳食や生鮮品が手に入る」という信頼感は揺らいでいません。
一方で、手厳しい意見として目立つのは「一般的なローカルECやディスカウント店に比べて価格帯が高めである」「デジタルクーポンの仕組みがやや複雑」といった点です。日常のまとめ買いを価格重視のECで済ませる消費者が増えたため、永旺ではプライベートブランド「トップバリュ」の現地生産比率を高め、価格競争力のある高品質ラインの供給に注力しています。