このフレーズは瞬く間に社会現象となり、「新語・流行語大賞2008」のトップテンに選出された。しかし、福田氏側は受賞を辞退する。政治家としての苦渋の決断が、バラエティ的・娯楽的に消費されることへの強い不快感があったことは容易に想像できる。
一方で、当時は動画共有サイトの黎明期にあたる。ユーチューブ(YouTubeなどのプラットフォームには会見の切り抜き動画が次々とアップロードされ、若年層を中心にパロディやミームとして爆発的に広がった。政界を去った後も、彼の言葉はネットカルチャーの海を漂い続け、政治発言のデジタル消費という新たな現象を生み出す契機となった。