しかし、水に入っていれば安全というわけではない。医師や水質管理の専門家は、屋外プールにおける「水温の上昇」に強い警戒を呼びかけている。
気温が38度を超えると、プール内の水温もあっという間に32〜34度へと達する。いわゆる「ぬるま湯状態」だ。この状態では汗による体温調節がうまく機能せず、水中にいながら熱中症を発症するケースが多発している。
さらに高水温は細菌や藻類の繁殖スピードを飛躍的に高める。適切な塩素管理と頻繁な水温測定、そして遊泳中のこまめな水分補給が、これまで以上に厳しく求められている。