日本のバラエティ界の頂点として半世紀近く君臨してきた「お笑いBIG3」こと、タモリ、明石家さんま、ビートたけし。70代後半から80代を迎える彼らの活動スタンスには、それぞれの個性が色濃く反映されています。
タモリは、長年続いた長寿番組に一区切りをつけつつも、知的好奇心を刺激する教養系特番やライフワーク的な番組へと活動をシフトさせました。無理のないペースで質の高い番組作りに携わる姿は、ベテラン司会者の理想的な着地点として業界内でも高く評価されています。
対照的に、衰え知らずのバイタリティで現場に立ち続けるのが明石家さんまです。『踊る!さんま御殿!!』をはじめ、ひな壇芸人の魅力を瞬時に引き出すトークスキルは健在で、「生涯現役」を体現する存在としてスタジオを沸かせ続けています。
そしてビートたけしは、報道・情報番組のレギュラーを整理し、自身のルーツである映画制作や小説執筆、文化・芸術活動へと表現の場を広げています。それぞれが異なる形でテレビとの距離感を再定義しており、BIG3の動向は今なお業界全体の指標となっています。