忌避される言葉が生じる一方で、ニュース報道や文学、日常の記述においてどのような代替表現を用いるべきかという模索が続いている。現代の医療・報道の場では、医学的に正確な名称である「脊椎後湾症」や「脊椎側湾症」、あるいは包括的な表記である「脊椎変形」が第一選択とされる。
文芸表現や一般的な文章においては、より客観的で偏見を含まない「背中が曲がった」「背曲がり」といった表現に言い換えられることが多い。重要なのは、対象となる人物を属性や外見の偏見で固定化せず、ありのままの状態を不快感のない客観的な言葉で記述することだ。表現の倫理基準は時代の価値観とともに更新され続けている。