ロータリー近くの洋菓子店やカフェに置かれた「耳すま雑記帳」。そこには、世界中から訪れたファンが書き残した熱いメッセージがぎっしりと詰まっています。驚くべきは、映画公開当時には生まれていなかった10代や20代の書き込みが非常に多いことです。SNSで作品を知り、配信サービスで何度も観たという若者たちが、自分の将来や進路への不安、そして「雫のように生きたい」という決意をノートに綴っています。
スマートフォンの画面越しではなく、紙にペンで思いを書き残す。このアナログな行為自体が、映画が持つ「不器用だけど真っ直ぐな青春」の温度感と共鳴しているのかもしれません。