言論NPOなどの最新の日韓世論調査によると、相手国に対して「良い印象」を持つ割合は若年層を中心に持ち直しの兆候を見せる一方、50代以上では依然として「良くない印象」が過半数を占めるなど、世論の二極化が進んでいます。首脳会談の定期化や経済・防衛分野での実務的な連携が進むものの、国民感情の完全な修復には至っていないのが現在の日韓関係の現状です。
一方、韓国嫌いや日韓の摩擦に対する海外の反応に目を向けると、欧米諸国からは「価値観を共有する民主主義国家同士がなぜ過去の歴史で足を引きずり合っているのか」という冷ややかな視線も向けられています。米中対立や東アジアの地政学リスクが高まる中、両国の感情的な対立は東アジア全体の安全保障においてマイナス要因として映っています。