ファンが最も熱狂する「ウルトラマン対仮面ライダー、どっちが強いのか」という疑問。両者の基本スペックを冷静に突き合わせると、根本的な戦闘思想とスケールの違いが浮き彫りになります。
初代ウルトラマンは身長40メートル、体重3万5000トン。宇宙空間を光速で移動し、数十万度の熱線を放つ怪獣たちと肉弾戦を繰り広げる「宇宙の巨人」です。必殺のスペシウム光線は50万度におよぶ熱量を持ち、山をも消し去る破壊力を誇ります。物理的な質量や純粋な火力という観点だけで比較すれば、ウルトラマンの攻撃力は等身大ヒーローの防御性能を遥かに凌駕しています。
対する仮面ライダー1号は、身長180センチ、体重70キロ。ショッカーによって改造された肉体は常人の十数倍の筋力を誇り、風力エネルギーを用いて「技の1号」として多彩な関節技やライダーキックを繰り出します。人間サイズであるからこその俊敏性、狭所での格闘戦、敵の弱点を的確に突く知略戦において、右に出る存在はいません。
「単純な物理衝突ならウルトラマンの一撃で決着がつく」という見立てが一般的な一方で、「等身大での接近戦ならばライダーの技がウルトラ戦士を翻弄する」という仮説も存在します。前提条件が根本から異なるため、ファンの間では「ルール設定次第で勝者が変わる」という見解が長年の共通認識となっています。