スタジアムに一歩足を踏み入れると、そこは現実と仮想が交錯する空間だ。専用のデバイスを覗き込むと、ピッチ中央にそびえ立つのは、かつての五郎丸氏をモチーフにした超巨大な3Dアバター。これがプロジェクトの核となる演出だ。
観客はスマートフォンやスマートグラスを通じて、この「巨人」が放つ超高速のバーチャルキックをキャッチするゲームに参加できる。音響システムと連動した地響きのような重低音が、臨場感をさらに引き立てる。参加した男子大学生は「まるで特撮映画の現場に放り込まれたような衝撃だった」と興奮気味に語る。