気になる取得後のリターンだが、宝飾品製造業における評価は極めて高い。企業に所属する場合、資格手当として月額1万〜3万円程度が支給されるケースが多く、年収ベースでは400万円〜600万円台がひとつの目安となる。1級を取得し、オーダーメイドの高級ジュエリーを手掛けるトップ職人や工場長クラスになれば、年収800万円を超す事例も存在する。
また、独立開業を目指すアトリエ系職人にとっても、日本ジュエリー協会などが認める高い技術力の証明は、顧客からの圧倒的な信頼につながる。WEB販売やSNSを通じた直販モデルでも、「国家資格保持者が作るジュエリー」というブランディングは、高価格帯商品の成約率を跳ね上げる強力なフックとなる。