学生コミュニティやSNS上で定期的に話題となる「manabaで提出したはずなのに未提出になっていた」というトラブルの背景には、システム仕様に対する誤解があります。
最大の盲点は、「一時保存」と「本提出」の取り違えです。manabaのレポート提出フォームには、作成途中のデータを保持するための「一時保存」機能が備わっています。しかし、一時保存の状態では教員の採点画面にデータは届きません。「画面上にファイルが表示されているから完了した」と誤認し、画面下部の「提出する」ボタンを確定させないまま締切時刻を迎え、自動的に締め切られてしまう事故が毎年発生しています。
もう一つの誤解は、「締切時刻の秒単位の判定」です。提出期限が「23:59」と設定されている場合、システムは「23時59分00秒」に締め切られるのか「23時59分59秒」まで受け付けるのか、講義ごとの厳密なサーバータイムによって挙動が分かれます。アクセスが集中する23時58分以降に巨大なファイルをアップロードし始めると、通信遅延によってサーバー到達が0時00分01秒となり、システムに弾かれるケースが珍しくありません。「締切の1時間前提出」を自己ルール化することが、最大の防衛策となります。