高速道路サービスエリア比較を行う上で、最も分かりやすい指標となるのが提供されるインフラ機能だ。
代表的な違いがガソリンスタンドの有無である。SAには原則として給油・給気設備が常設されており、高速道路上でのガス欠事故を防ぐ生命線となっている。一方、PAは短時間休憩を想定しているため、標準仕様では給油所が設けられていないケースが大半だ。
商業施設の構成にも明確な傾向がある。SAでは専任スタッフが配膳を行うレストランとフードコートが併設され、地域色豊かな名物料理や大型の土産物売り場が揃う。これに対してPAは、食券制のスナックコーナーや24時間営業売店、大手コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン等)を中心とした実用重視の構成が目立つ。近年はトラックドライバーの労働環境改善に向け、シャワールームやコインランドリーを整備する拠点もPA・SA双方で急増している。