ふたりの関係は単なる「戦う夫と支える妻」というステレオタイプに収まらない。2026年に入り、夫婦共同で立ち上げた新たな育成プロジェクトがバレーボール界内外で大きな注目を集めている。これは競技の垣根を越え、ジュニア世代へのメンタルケアやフィジカル強化の知見を還元していく体験型プログラムだ。勝つことだけを目的とせず、競技を長く楽しむための土台作りを目的としている。
「自分たちが経験した苦悩や挫折のプロセスを、次の世代に包み隠さず伝えたい」。古賀のその想いに、西田も全面的に賛同した。引退後のセカンドキャリアを単なるタレント活動に終わらせず、社会的なスポーツビジネスの領域へと果敢に広げていく姿勢。コート上で数々の奇跡を起こしてきたふたりだからこそ生み出せる説得力が、教育現場や地域スポーツの現場に驚きと希望をもたらしている。