今回判明した詐欺の手口は、これまでの単なるチケット転売トラブルとは一線を画している。問題のWebサイトは、まるで滋賀県の公式観光ポータルや大手旅行代理店が手掛けたかのような完成度で構築されていた。
湖上に上がる色鮮やかな尺玉のドローン空撮映像や、AIによって生成されたと思われる迫力ある予告動画がトップページを飾り、「大津・草津・守山の3市がタッグを組んだ2026年最大級の地方創生花火」という架空のストーリーが緻密に作り込まれていた。さらに、実在する報道機関のロゴを模した偽のプレスリリース画像まで掲載されており、一般の閲覧者が一目で見抜くことはきわめて困難だった。