『筋肉番付』の打ち切り後、制作陣は失墜したイメージを回復させるべく『体育王国』という新たな後継番組を急速に立ち上げた。しかし、一度失われた視聴者からの信頼を取り戻すことは容易ではなく、厳しい安全規制と負のイメージの重圧の中で迷走を重ね、短期間での放送終了を余儀なくされた。
その一方で、もともと番組の派生企画として誕生していた『SASUKE』は、まったく異なる進化を遂げることになる。過去の事故による教訓を猛省し、徹底的な安全管理体制の再構築と器具の安全検証を実施。その結果、現在では世界中で親しまれる巨大スポーツエンターテインメントへと昇華を遂げた。惨劇の教訓が、安全な番組づくりの礎となった象徴的な例である。