神戸空港の国際化が進むにつれ、空港島全体のランドスケープは急速に再編されている。これまで限定的な用途にとどまっていた多目的広場だが、国際線の拡充に伴い、多角的な活用計画が本格始動した。大規模な野外イベントや展示会、さらには国際会議に合わせたレセプション展示など、単なる「広場」を超えた多機能空間へのアップグレードが進められている。
特に注目すべきは、空港ターミナルとの一体的な運用構想だ。国際線利用客の滞留スペースとしての機能を持たせるほか、神戸の食や文化を発信する屋外マーケットの定期開催も計画されている。旅立つ直前まで、あるいは到着した直後から、神戸の魅力を五感で体感できる空間づくりが目指されているのだ。