専門店の店頭に立ったとき、どのような基準で品を選べばよいのか。日本野菜ソムリエ協会の知見やプロの仲卸が語る、失敗しない目利き術を整理した。
トマトを選ぶなら、ヘタが濃い緑色でピンと張り、お尻の部分から放射状に白い線(スターマーク)が綺麗に伸びているものが甘みと酸味のバランスに優れている。キャベツやレタスなどの葉物野菜は、ずっしり重いものを選びがちだが、巻きが硬すぎず、芯の切り口が10円玉サイズ程度でみずみずしいものが最も柔らかくエグみが少ない。また、根菜類は表面の毛穴の並びが均一でまっすぐなものほど、ストレスなく素直に育った証拠だ。
そして何より最大の秘訣は、「今日一番の推しは何?」と店員に直接声をかけることだ。天候や入荷状況を毎朝肌で感じているプロとの会話こそが、ネット検索では決して手に入らない最高の買い物体験をもたらしてくれる。