映像メディアの世界でもパラダイムシフトが起きている。Netflixで話題を呼んだ『エンカウンターズ:UFOとの遭遇』や、Amazon Prime Videoで配信される数々のドキュメンタリー群は、目撃者たちの証言を冷笑することなく、社会的・心理的・地政学的な文脈から浮き彫りにした。
かつてSF・サイエンスフィクションの専売特許とされていた「空飛ぶ円盤」や「エイリアン・アブダクション」というモチーフは、リアルなドキュメンタリーの題材へと完全に移行した。エンターテインメントの枠組みが解体されたことで、一般市民のリテラシーも急速に変化している。
スクリーンの向こう側のフィクションが、今や現実のニュース番組のトップ項目として語られる時代が到来したのだ。