ゆうちょ銀行で硬貨を伴う出金や入金を行う際、最も注意すべきは「ATM」と「窓口」で適用される手数料体系が根本から異なる点です。何気なく画面の指示に従って小銭を引き出すと、即座に手数料が口座から差し引かれます。
ATMにおいて硬貨を伴う引き出し(払戻し)を行う場合、硬貨の枚数が1枚〜25枚までであれば1回につき一律110円の「ATM硬貨取扱料金」が加算されます。例えば、口座から「1,500円」を引き出そうとした場合、千円札1枚と500円玉1枚が払い出されますが、この500円玉1枚に対して110円の手数料が発生するため、実質的に手元へ届く価値が目減りします。
一方、郵便局やゆうちょ銀行の窓口で口座から預金を払い戻す場合、口座残高にある端数をそのまま引き出す「通常の払戻し」であれば、硬貨取扱手数料はかかりません。ただし、払戻しの際に「500円玉を10枚、100円玉を50枚ほしい」といったように特定の硬貨や紙幣の内訳を指定する「円貨両替」や「金種指定払戻」を行う場合は、指定する枚数に応じた手数料が発生します。
【ATMと窓口における硬貨取扱手数料の比較】
- ATM硬貨引き出し:1回(1〜25枚まで)ごとに一律110円(出金可能な硬貨は1回最大25枚まで)
- ATM硬貨預入れ:1〜25枚=110円/26〜50枚=220円/51〜100枚=330円
- 窓口での通常引き出し:口座残高の端数出金などは無料(金種指定を伴わない場合)
- 窓口での金種指定引き出し・両替:1〜50枚までは所定条件で無料、51枚以上から段階的に手数料が発生