タトゥーファンやアーティストの間で「足の甲は激痛部位」として知られる。理由は極めて明快だ。足の甲は皮下脂肪が非常に薄く、すぐ下に骨と神経が走っているからである。針が皮膚を刺すたびに、骨に振動が直接響くような独特の刺激が走る。痛みの感覚は「強く抓られ続けているような感覚」や「熱い針で引っかかれている感覚」と表現されることが多い。
だが、痛みのピークは彫り始めの数分間に集中するケースが多い。痛みの閾値には個人差があるものの、施術時間を1〜2時間程度の短時間に抑える工夫や、適切な呼吸法を意識することで乗り切るクライアントが大半だ。