何千人もの歩行者が密集するエリアへの突入であったにもかかわらず、渋谷スクランブル交差点事故の被害状況はどうだったのでしょうか。
幸いなことに、歩行者たちが異変を察知して瞬時に身をかわしたこと、また交差点内の障害物や車両の減速が重なったことで、死者を出すような最悪の事態は奇跡的に回避されました。しかし、逃げる際に転倒した歩行者数名が打撲などの軽傷を負ったほか、破片が当たった通行人や、接触された一般車両のドライバーが負傷する事態となりました。
現場付近のガードパイプや道路標識はなぎ倒され、駅前の路面には生々しいタイヤ痕と散乱した車の破片が残されました。身体的な負傷だけでなく、目の前で車が突進してきたことによる精神的ショックを訴える目撃者も少なくありません。