新国立競技場は今どうなった?巨額赤字と民営化、リアルな評判を追う

新国立競技場は今どうなった?巨額赤字と民営化、リアルな評判を追う

新国立競技場は今どうなった?巨額赤字と民営化、リアルな評判を追うについての疑問解決ガイドをご紹介します。

新国立競技場を巡るネットの反応で、夏場に必ずトレンド入りするのが「冷房・空調問題」です。結論から言うと、このスタジアムには一般的な密閉型ドーム球場のような大型全体冷房は設置されていません。建設コストを圧縮し、自然との共生を掲げた結果、風の力を活用するパッシブデザインが採用されたためです。

スタジアム外周に巡らされた「風の大庇(おおひさし)」が季節風を内部へ引き込み、上部の開口部から熱気を逃がす構造になっており、スタンドには約185台の気流創出ファン(大型送風機)や微細モイスト(ミスト冷却)が設置されています。しかし、近年の都心を襲う猛烈な酷暑や熱帯夜の前では、自然換気システムだけでは冷却能力が追いつかないのが現実です。

真夏の炎天下で行われるスポーツ観戦や音楽フェスでは、スタンド上部に熱気が滞留し、「サウナのような蒸し暑さ」に悲鳴をあげる来場者が後を絶ちません。民間運営体制となった現在では、スポットクーラーの増設や給水ポイントの拡充など熱中症対策の強化が図られているものの、夏場に訪れる際は冷却グッズや水分補給など観客側の自衛策が欠かせない状況です。

山崎 陸
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山崎 陸

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