「ソニーは日本企業ではない」噂の真相!外資系と言われる理由と資本構造

「ソニーは日本企業ではない」噂の真相!外資系と言われる理由と資本構造

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ソニーがアメリカ企業や外資系組織と見なされやすい背景には、他の伝統的な日本企業とは一線を画す4つの特徴があります。

第1に、ソニーの海外売上比率は約85%前後という極めて高い水準を維持しています。国内市場への依存度は15%前後に過ぎず、売上高の大部分を北米、欧州、中国を含むアジア地域が占めている実態があります。

第2に、エンタテインメント分野の司令塔が海外にシフトしている点です。ゲーム事業を統括するソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、グローバル市場での競争力強化を目的に、2016年に本社機能を米国カリフォルニア州サンマテオへ統合しました。また、映画事業の「ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)」や音楽事業の「ソニー・ミュージックエンタテインメント(米国法人)」もアメリカを本拠としており、これがソニーのアメリカ企業という誤解を生む大きな要因となっています。

第3に、意思決定スピードを重視した米国型コーポレートガバナンスの早期導入です。取締役会の過半数を独立社外取締役が占める委員会設置会社(現・指名委員会等設置会社)へいち早く移行し、伝統的な日本的経営の慣習を打破してきました。

第4に、創業期から続く「グローバルブランド」としてのパブリックイメージです。創業間もない1950年代から世界展開を視野に入れ、海外市場で認知を獲得してきた歴史が、無国籍で先進的な企業イメージを形成しています。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。