小林旭と美空ひばり「未入籍」の真相|わずか2年で散った世紀の結婚

小林旭と美空ひばり「未入籍」の真相|わずか2年で散った世紀の結婚

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新婚生活が始まっても、小林旭と加藤喜美枝の対立は深まるばかりでした。ひばり自身は小林旭を一人の男性として深く愛し、良き妻であろうと努めていましたが、育ての親でありプロデューサーでもある母の意向に逆らうことはできませんでした。「男としてのプライド」を貫きたい小林と、「歌姫・美空ひばり」を守りたい母の間で板挟みとなり、家庭内の亀裂は修復不可能なレベルへと達します。

そして1964年6月、結婚生活はわずか2年で突然のピリオドを迎えます。この別離劇において決定的な役割を果たしたのが、美空ひばりの長年の後見人であった山口組三代目・田岡一雄氏でした。

事態の収拾を図るべく設定された単独記者会見の席上、田岡氏は「ひばりは歌謡界の宝。歌を捨てて家庭に入ることはできない」と別離の決定を公表しました。小林旭自身はこの会見を事前に知らされておらず、事実上の引導を渡される形となったのです。小林旭は後にメディアや自著での告白秘話として、「俺の意志ではなく、周囲の巨大な力によって引き裂かれた」「ひばりを取り巻く環境があまりにも特殊だった」と無念さを語っています。

松本 悠斗
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松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。