体内で作られた抗体は永遠に残るわけではなく、時間の経過とともに減少していきます。一般的にワクチン効果5ヶ月程度が目安とされており、半年を過ぎると予防効果は大きく低下します。
日本のインフルエンザ流行ピークは、例年12月下旬から翌年2月頃にかけて訪れます。年によっては3月まで流行が長引くケースも珍しくありません。この流行期間から逆算すると、インフルエンザ予防接種タイミングとして最も適しているのは10月中旬から11月中旬です。
10月中に接種を完了しておけば、抗体が完成する11月上旬から翌年3月頃までしっかりとした防御効果を維持できます。早すぎる9月頃の接種では流行終盤に抗体価が落ちてしまうリスクがあり、逆に12月後半になってからの接種では流行初動の波に間に合わない可能性があるため注意が必要です。